Camblyを1年続けて良かったこと、継続する上で大事なこと

趣味の一環として始めた、ネイティブ講師との1対1のレッスンが受けられるオンライン英会話。気付けばもう1年以上継続していました。

始めるのに明確な目標や理由があった訳ではなく、「いざ必要となった時に英語が全く出てこないのは寂しいな」と思ったのと、コロナ禍ということもあり、「気分転換に他人と会話する機会を増やした方がいいな」という、なんともぼんやりとした気持ちで始めました。

最初はやはり会話自体が生活の刺激になり楽しく、でもそのうち飽きてきて休会をちょくちょく挟んだりもしましたが、それでも止めずに今現在も続けています。

私はこれまでにも様々な英会話スクールに通いましたが、合わない場合は半年以内にサクッと止めるタイプです。一年続くとそれなりに長期ランナーだなと思います。

今回は、Camblyをここまで続けてみて思うこと、効果・成果などについて一度振り返ってみようと思います。

たった1人の感想ではありますが、

  • 興味はあるけど受講に踏み切れない方
  • いきなり長期プランで契約していいか迷っている方
  • オンライン英会話の有用性が気になっている方

などの参考に少しでもなれば嬉しいです。

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開始時のレベルと受講の目的

私はもともと全く英会話ができない訳ではないのですが、全然達者ではなく、むしろとても苦手です。言いたいことが自由自在にスラスラ話せるレベルではありません。

ただ、リスニングはかなり得意でして、どんな早口の先生でも言っていることは理解できるレベルです。

何を話しているかは理解しているけど、自分からは全然話せないとても残念なタイプです。笑

受講の目的

冒頭でお話したとおり、「仕事で必要!」とか「海外に行く!」とか、明確な動機があって始めたわけではありません。

「いつまでに何をしたい」というクリアな目標を設定して開始した訳ではなく、目的としては「会話の機会を作ること」「いざとなった時に英語が出てくるよう、英語を枯らさない環境にすること」でした。

気持ち的には、「本や映画の内容など、説明したいコト、言いたいコトをもっとスラスラ言えるようになりたいな」という淡い期待を抱きながらスタートした感じです。

という訳で、取り組みの姿勢はとてもユルイ点にはご留意ください。

レッスンのスタイル

レッスンの頻度

まず基本情報として私の契約しているプランをお伝えしておきますね。

私は「1日30分×週3日」のプランで始めました。現在のプランでいうと、週当たり1.5時間のプランです。

最近になってようやく、たまに15分のレッスンを受けるようになりましたが、基本的には30分のレッスンを週3日受けるペースで続けています。

当時は週当たりの回数は固定でしたが、今は体系が変わっており、1日当たりのレッスン時間(15分 or 30分)と週当たりの回数は持ち時間内で自由に組めるようになっています。

レッスン内容

Cambly のレッスンは大手英会話スクールで一般的な「教材に沿って毎回のレッスンが進んでいくタイプ」とは違い、生徒と講師が毎回レッスン内容を独自に決めるフリースタイルです。

私は、Camblyが提供している教材(スライド)を使ったレッスンが7割程度、残り3割程度は教材を何も使わない「フリートーク」をしています。

講師選び

私はだいぶワガママ&気にし過ぎな面倒くさい性格のため、初めの頃は下記記事にある通り、「北米アクセント × 評価が4.9以上 × 資格アリ × 自己紹介ビデオの印象がいい人」というかなり細かな条件で講師を選定していました。笑

流石の私でもこれは面倒くさかったのですが、何度かレッスンをしていくうちにだんだん気の合う「お気に入り」講師が見つかってきます。

現在は4~5名のお気に入り講師の中から毎週スケジュールの合う講師を見つけてポチポチっと予約するだけなので、とっても楽です。

みなさんも、何人かお気に入り講師が見つかると楽になると思いますよ!

Cambly を1年続けて

成果・良かったこと・メリット

当たり前のものも含みますが、私が感じた成果や「よかったな」と思った点は下記です。

Cambly をやっていて良かったなと思ったこと
  • 英語面接で想像以上に堂々と話せた
  • 以前よりも英語で話すことに対する自信がついた
  • 以前よりも英語が出てくるようになった(注:条件付き)
  • 何か話題になることをしよう!と思うため、若干生活が意欲的になる
  • 他人と話ができる

英語面接で想像以上に堂々と話せた

まずは実用的な恩恵から(笑)。一番如実に成果を感じたのは面接でした。

Camblyを始めてからもう少しで1年かな?という頃、人生初の英語面接(就職)を受ける機会がありました。昔だったら英語面接があるというだけで物怖じしていましたが、この時は自分でもビックリするくらい堂々と話せたんです。

もちろん想定質問に対する受け答えの練習は自分なりにやりましたが、面接対策のレッスンをした訳ではなかったんですけどね。

やはり週3日とはいえ、英語を話すということに慣れていたからかなと思います。英語じゃなくて、ちゃんと「話の中身」に集中できていたんですよね。

以前であれば、何か質問されても「一言で答えて終了」だったのが、きちんと相手が満足するような回答・説明が出来るまでになったのは、紛れもなくCamblyの成果だと思っています。

(英語面接の前に日本語でも面接を立て続けに受けていたので、面接という雰囲気、そして面接で話す内容自体に自信が付いていたという影響もあるとは思います)

以前よりも英語で話すことに自信が付いた

これも上と似ていますが、「英語を話すこと」自体に対する忌避感が減りました

たぶん、英会話の頻度が増えることで「上手く話せないことに対する恥じらい」が減ったのだと思います。これは、加齢により図太くなったことの影響も大きいような気がしますが(笑)。

とくに、Camblyの先生相手ではなく、仕事上で英語を話さないといけない場面(いわゆる英語の先生が相手ではない場面)でも前ほど気にせず話すようになった時に実感しました。

慣れって大事ですね。

以前よりも英語が出てくるようになった(注:条件付き)

今でもペラペラには程遠い私ですが、それでも以前に比べればスムーズに言葉が出てくるようにはなりました。亀の歩みですが、進歩は感じられますよ。

ただしこれには一点重要な条件があって、海外ドラマや洋画をたくさん見ているなど、「Cambly以外の時間にも積極的に英語に触れている」という条件付きです。

海外ドラマなどを果てしなく見ている時って、ただ受動的に見て楽しんでいるだけの気がするのに、スピーキングの場になると英語が出てくるスピードがもう全然違うんです。

逆に、Cambly以外では全く英語に触れていない時期は、一瞬で退化したことが分かります。まず単語が出てこないし、いきなりカタコトに逆戻り・・・みたいな。

私の場合はドラマや映画でしたけど、読み書きでもいいかもしれません。Camblyだけで何とかしようとせず、そのほかの時間にもちゃんと英語に接していれば、週3日の英会話でも十分に上達が感じられると思います。

何か話題になることをしよう!と思うため、若干生活が意欲的になる

これはスピーキング力とは全然関係ない話なので恐縮ですが、、、

私の場合は、「このままだとフリートークで話すことが無いから、何か新しい映画見よう!」とか「何か本を読んでみよう!」「あのニュースちょっと調べてみよう!」みたいな感じで、何となく行動のきっかけになっていることが多いです。

いつも「何も特別なことはしていない」で終わる平凡な日々を過ごしている私には、いいきっかけになっています。

他人と話ができる

これも英語とは関係ないのですが、やはり「知らない人と話す」というのは人間でいるためには大事な行いのような気がします。笑

もちろん緊張するし気も遣うけど、他人だからこそ話せることもあるし、他人だからこそもらえるリアクションやアドバイスもあります。

英語とは関係なく、単純に会話を楽しめたり、視野が広がったり、自分とは違う価値観に触れられたりすることが、私にとってはオンライン英会話のメリットのひとつだなと感じています。

お気に入りの先生と仲良くなって友達のように気軽に話せるようになると、それはそれでもちろん楽しいです。でも、たまには「他人との会話の機会」を得るために、新しい先生と話をしてみるのも新鮮でいいですよ。

継続する上で大事なこと

上達したいなら、Cambly以外でも英語に接すること

私のようなユルイ姿勢で続けるだけでも成果は感じられましたし、何より私には生活面でのメリットがありました。

目的意識がしっかりしている人、明確な目標を設定している人であれば、もっと確かな上達が期待できると思います。

ただ、先にもお話した通り、「Camblyさえやっておけば話せるようになる」というのは甘いと思います。実際、Cambly以外では英語に触れない生活をしていた時期は、一瞬にしてカタコトレベルに戻りました。泣

上達するのには果てしなく時間がかかるのに、退化するのは一瞬です(やればまた戻りますけどね)。

経験上、必ずしもアウトプットの機会(発話の練習など)を増やす必要はないと思います。上達を実感したい人は、インプットだけ、聴くだけでもいいので、ぜひレッスン以外でも英語に触れる時間を増やすよう意識してみてください

完全に止めてしまう前に、休会をしよう

真面目な人に多いと思うのですが、一生懸命やっているつもりなのにすぐには上達が感じられないと、「たった週〇日なんて所詮やっても無駄だよな」と、一気に降りてしまう人がいます。

私も昔は 0 か 100 かの人間だったので気持ちはよく分かりますし、実際それで色んなものに手を出しては止めてきました(←え)。

でも、100 出来なくたって、0 と比べたら 10 でも 20 でもやった方がいいに決まってるんですよね。すぐには成果が分からなくても、それは確実に 0 とは違いますから。

疲れたとき、仕事やプライベートで忙しいとき、ダルイとき、他の趣味の方が楽しいとき、英語どころじゃないんだよ!っていうとき、、、

色々あると思いますが、そんなときは即座に「止める」という決断を下さないで、取り敢えず「休会」しましょう。私もこれまで何度も休会しています。

これまでの努力をいきなり無にするのはもったいないです。ヒトは往々にして性急に成果を求め過ぎらしいですよ。最近読んだ『運転者』という本の受け売りですが↓。笑

ダラダラと続けても意味がないという考えにも賛成ですが、そうそう簡単に成果が出るものでもありませんので、その認識の上で取り組んでみるのがいいのかなと思います。

おわりに

Cambly を1年続けてみた振り返りをしました。成果やメリットと共に、期待し過ぎはダメなことも正直にお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

オンライン英会話というのは、自宅で好きな時に、身なりもさほど気にせず(←え)本当に気軽にできるため、めんどくさがりな方でも継続しやすいと思います。何せ、この私が1年続けられたくらいですからね。

ご興味が湧いた方、何か良さそうだなと思った方は、まずは短期プランからでもぜひトライしてみてください。

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