ヒアリングマラソン|多聴と精聴で鍛える正統派リスニング教材

「リスニング力を上げたい」

英語が出来るようになりたい人なら誰しも思うことですよね。

ですがリスニング力は数週間やそこらでは一気に爆上がりしないため、多くの人が自分には無理だと諦めていきます。

私が初めて英語で挫折したのもリスニングで、あまりの出来なさに涙が出てきたのを今でも覚えています。

でも、正しく取り組めばリスニング力は絶対に身に付けられます。日本にいても。

リスニング教材は無数にあり、人それぞれ性格や勉強目的は違うため万人にベストなものはありませんが、真面目に取り組むガッツのある人には『ヒアリングマラソン』をおすすめします。

私が使用していた1年コースのものはもうありませんが、ヒアリングマラソンには初級用・中級用・ビジネス用とラインナップがあり、皆さんの目的に適うものもあると思います。

ヒアリングマラソンのコンセプトは「多聴と精聴のどちらも大事」というとても誠実なもので、しっかり取り組めば確実に力が付きます。

リスニングに本気で取り組みたい方、またその努力をする気がある方は、ぜひ教材候補として検討してみてください。^^

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英語の勉強はリスニングから

音楽を聴く女性の横顔

リスニングが出来なくても試験ではそこそこいい所まで行けますし、読み書きができればビジネスでもある程度通用します。

聞き取れなくても不都合ないと思う方もいるかもしれませんが、リスニングが出来ないとそのうち困るときが来ます。

  • 会話をしようと思っても相手が何を言っているかが分からない
  • リスニングのスコアが足を引っ張り、TOEICの目標スコアが全然取れない
  • 英語の動画や講義、プレゼン、会議の内容が理解できない

逆に、リスニングが出来れば色んな場面で助けられますし、英語の上達スピードも加速します。

必要に迫られて勉強し始める人も多いですが、残念ながらリスニング力は数週間で劇的に上がるものではありません。

ある程度の時間が必要になりますし、いざ必要になってからその時間を取るのは大変です。

今後英語が必要ならぜひ、まずはリスニングから取り組んでください。

英語学習で一番に取り組むべきはリスニングです。

リスニングの勉強のポイント

ヘッドフォン

「大量の英語」を「頭を使って聴く」

リスニング対策のポイントは、量と質です。

聞き取れないものを「聞き取れる」ようになるためには、大量の英語を聞く(=多聴)必要があります。

しかし、ただ英語を垂れ流しておけばよいという訳ではありません。聞き流しでは何万時間聞こうが意味ないでしょう。

ただ聞くだけでは不十分で、頭で理解しながら集中して聴く(=精聴)必要があります。

「大量の英語」「頭を使って聴く」ことが大事です。

精聴のトレーニングの方法は下記で紹介していますので、馴染みのない方はご参考ください。

一定期間に集中して取り組む

「継続は力なり」とは言いますが、リスニングに関しては少しイメージを変えた方がいいと思います。

1日10分や15分のリスニング学習を1年間続けたところで、効果はないと思うからです。(この継続力自体はとても素晴らしいことなんですけどね)

それよりも、3ヵ月でもいいから毎日数時間みっちり聴いた方が上達します。

リスニングにおいては「微小を長く続ける」よりも、「期間を区切り、その中で密度高く集中的に英語に浸かる」方が成長すると思います。

1日の負担が少ないことを売りにしているリスニング教材もたくさんありますが、それでは何十年経っても効果が出ないと思います。数ヵ月~半年など、一定期間に集中してトレーニングできる教材の方がおすすめですよ。

一定期間といっても数週間では足りませんので、最低限3ヵ月は必要だと思いますけどね。

この「一定期間での大量の英語の精聴」を可能にする教材が『ヒアリングマラソン』なんです。

ヒアリングマラソンとは?

『ヒアリングマラソン』は英語教材で有名なアルクのリスニング教材で、3ヵ月または6ヵ月間の通信講座です(教材は毎月発送ではなく最初に一括で届きます)。

リスニング上達には多聴と精聴のどちらも必要という考えのもと、これを実現できるよう設計された非常に誠実でド直球のリスニング教材です。

多聴が必要なためそれなりのインプットは必要ですが、ただ時間だけを求める根性論的な教材ではなく、有効なトレーニング手法・技術が取り入れられている考えられた教材です。

楽して何とかしたいという人にはハマりませんが、真面目に取り組める方、本当にリスニング力を上げたいと思っている方にはとてもおすすめです。

実際私もこれでナチュラルスピードとアクセントを攻略しましたので、効果については自信がありますよ。

ヒアリングマラソンのラインナップ

私が受講したのは『1000時間ヒアリングマラソン』という中上級向けの講座ですが、残念ながらこれはもうありません。

でも、ヒアリングマラソンには現在下記3つのラインナップがあります。

レベル・対象初心者向け中級者向けビジネスパーソン向け
講座名ヒアリングマラソン・
ベーシックkikuzo!
ヒアリングマラソン
中級コース
ヒアリングマラソン
ビジネス
開始レベル(目安)英検4級
TOEIC300点
英検3級~準2級
TOEIC450点
英検準2級
TOEIC500点
学習期間 6ヵ月6ヵ月3ヵ月
価格(税込)39,600円39,600円33,524円
公式サイト

2022年11月25日(金)まで35%OFFの謝恩セールを実施中です。

ベーシックは、「クリアに録音されたゆっくりめのリスニング音声でも苦手!」と感じるような初級者向けです。

リスニング対策の必要性を自分で感じていらっしゃる方というのは一般的にもう少し上のレベルの方なので、多くの皆さんは中級コースになると思います。

英語を使用する目的がビジネスと決まっている方は、ヒアリングマラソンビジネスの方がやる気が出るかもしれません。勉強自体はどんな音声でもできますが、興味のないトピックの音声素材で学ぶのはなかなか苦痛ですからね。

ビジネス用の教材はプレゼン、会議、交渉などリアルなビジネスシーンを題材にしているため実用的ですし、トピック的にも興味を持ちやすいため、英語を趣味でやっている訳ではない方でも冷めにくいと思います。

私がヒアリングマラソンで得たもの

私はヒアリングマラソンで学んだおかげでナチュラルスピードも聞き取れるようになりました。

私が受講したのは『1000時間ヒアリングマラソン』なので上で紹介したラインナップとは異なりますが、同じコンセプトで設計された教材ですので、効果の参考にして頂ければと思います。

ナチュラルスピードが「速くない」と思えるようになった

ヒアリングマラソンを始める前は試験用のリスニング教材ばかり聞いていたため、ナチュラルスピードの聞き取りには全く自信がないレベル。オーバーラッピング(音声を追うように聞こえた音を発声していくトレーニング)をしても、最初の頃は全然「口」もナチュラルスピードに追い付かず大変でした。

でも、オーバーラッピングとシャドーイングを鬼のように繰り返しているうちに、自然とも追い付いていました。ナチュラルスピードにも慣れ、「速くない」と思えるようになっていたんです。

ゆっくりスピードの素材で何万回繰り返したところでこの成長は無かったと思うので、とても感謝しています。

このほか、副教材の『English Journal』では様々なアクセントの生の英語を聴けたので、アクセントに対する苦手意識も克服できました。

  • 『English Journal』は「1000時間ヒアリングマラソン」の副教材で、上記ラインナップ(ベーシック、中級コース、ビジネス)の教材には含まれません。
  • 市販の雑誌のため、普通に書店で購入できます。

失敗しないためのポイント

公式サイトの説明では学習時間の目安は1日30~40分になっていますが、本気で上達したいならこれでは足りませんのでもっと頑張ってくださいね(笑)。

単にワーク(穴埋め、音読、ディクテーションなど)を1回こなすだけでは全然身になりません。

教材で指示されている回数分だけ聞けばみるみる耳が良くなるなんていうことはありません。同じ音声を最低20回は聞くつもりで繰り返しトレーニングをしましょう。

スポーツや芸術と同じで、どれだけ自主練するかにかかっています。

でも、永遠に努力がいる訳ではないですから。

3ヵ月、長くても6ヵ月です。有限だからこそ、ほかのことは後回しにしてでもこの期間はリスニングに費やして欲しいんです。

おすすめの勉強法

スマホを見ながらメモを取る様子

能動的なトレーニングをとにかく繰り返す

ただ聞くだけではトレーニングにならないため、絶対に「能動的な」トレーニングをするようにしてください。

リスニングのトレーニング方法はオーバーラッピング、シャドーイング、サイレントシャドーイング、ディクテーションなど色々あります。

教材中にも何をすればよいかは書いてありますが、自主練は自分に合う方法でやった方がいいので、ぜひ色々試しながら自分にピッタリの方法を見つけていってくださいね。

私のおすすめは下記でも紹介しているオーバーラッピングです。

また、「トレーニング」なので数回程度でやったつもりにならないことが大事です(笑)。

レベルにもよるため「何回」と決めるのは難しいですが、口がナチュラルに追いつくくらいまではやりたいです。

腹筋5回やっただけで「今日は腹筋やったぜ」とはなりませんもんね。

ヒアリングマラソンがおすすめな人

ヒアリングマラソンは「楽して上達!」というタイプの教材ではありませんので、効果を得るためには努力が必要です。

でも、効果的・効率的な学習メソッドを取り入れて作られているため、信じて取り組めば効果は期待できます。

色んな人の言うことを掻い摘んで自己流で学ぶより確実に正しい努力が出来ると思います。

私は全くコツコツ型ではなく3つ目のタイプですが(笑)、以下のどれかに当てはまる人ならこの教材でちゃんと成果が出せると思います。

  • あれこれ色んな教材を試すのではなく、ひとつをやり切るのが好きなタイプ
  • 自分にノルマを課したり、毎日コツコツ取り組むことが得意な人
  • 熱しやすい・ハマりやすいタイプで、一定期間に集中してひとつのことに没入できる人
  • リスニング力を上げるための努力をする覚悟がある人

『ヒアリングマラソン』ラインナップ

3講座とも、2022年11月25日(金)まで35%OFFの謝恩セールを実施中です。

*対象商品の在庫状況により、終了予定日より前にセール終了となる場合があります。
*上記講座は2022/11/25に販売休止予定です。

おわりに

リスニングの上達には確かに時間がかかりますが、それは1日に割くトレーニング時間が単純に短すぎるからかもしれません。

リスニング力を本当に上げるためには、一定期間にそれなりの圧力をかけて量と質のどちらも満たすことが重要です。

『ヒアリングマラソン』はこのコンセプトで設計されたとても理に適ったリスニング教材です。

この教材で効果を得るためにはそれなりのインプットが必要なため万人にはハマりませんが、「有限なら頑張れる!」という方にはとてもおすすめですよ。

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