英語の文法チェックツールはいくつかありますが、アプリのダウンロードや会員登録＆ログインが必要なものが一般的ですよね。
オンラインの辞書や翻訳のように、気になったときにパッとサイト上でチェック出来たら便利だなと思っていたのですが・・・Trinkaのサイトにありました（笑）。
英語学習者の方やたまに英文メールを書く程度の方など、使用頻度の少ない方に特におすすめです。
会員登録なども一切不要ですぐに使えますので、自動の文法チェッカーが欲しいなと思っていた方はぜひお試しください。^^
Trinkaの無料オンライン文法チェッカー
Trinkaのサイトに無料で使えるオンライン文法チェッカーがありました。
Trinka は論文やテクニカル文書専門の英文チェッカーで、機能をフルに使うには会員登録が必要ですが、下の画面にあるオンラインチェッカーをサイト上で使うだけなら、会員登録は不要です。
サイトに飛んで、ボックス内にチェックしたい英文を入れるだけです。
英文を入れたら「修正結果を見る」を押してください。右側のボックスに修正箇所と理由が表示されます。
下図では元々用意されている英文（135 words）を入れていますが、もちろん一文だけでもチェックできますよ。
下の画像が「修正結果を見る」を押した後のイメージです。
テキストの要修正箇所にはアンダーラインが表示され、右側に修正案と理由が提示されます。
右側のボックスに出ている修正案の単語をクリックすると、テキスト内の単語が自動で修正されます。
AIのため、元の文章の構造によっては文意が汲み取れていない場合もあります。修正コメントが絶対的に正しいという訳ではありませんので、修正案が不適当な場合は無視してくださいね。
Trinkaの文法チェッカーが使えそうな場面
一度に入力できるのは 300 words（単語数）までです。
300語というのは結構多いですよね。英作文や英語試験のエッセイ、英文メールには十分です。
もちろん、一文だけでもチェックできます。
- 英作文（自由英作文、エッセイ、自作の英文、英訳文）
- 英文メール
- 英語日記
などの短いテキストや単文の英文チェック用途にはピッタリだと思います。
英語でレポートや論文を書いている人やビジネスで日常的に使用する人には不適ですが、英語学習者やたまにしか英文を書かない人など、ライティングの頻度が少ない人にこそおすすめです。
文法チェッカーを使う際の注意点
AIを使った英文チェッカーには共通することですが、修正コメントが妥当かどうかは自分で判断する必要がある点には注意しましょう。
元の文章が完ぺきではないからこそチェックが必要なのですが、完ぺきではないが故に、文意を誤って汲み取っている場合があるからです。
チェッカーのコメント通りに修正してしまうと、文法的には問題無くても、自分が意図した文章とは違った意味の文章になってしまう可能性があります。
そのため、修正例を盲目的に反映するのではなく、一つ一つ確認する必要があります。
チェックする文章はそれほど長いものではないと思いますので、面倒ですが丁寧にコメント内容を確認するようにしてくださいね。
英文ライティングの頻度が多い人は専用ツールの導入を
今回ご紹介したオンライン英文チェッカーは「サイトに行けばすぐに使える」という手軽さが魅力ですが、あくまでライティングの頻度が少ない人向けです。
論文やレポートをよく書く人やビジネスで日常的に英語を使用する人は、英文チェックツールを導入してしまった方が断然作業効率が上がりますよ。
論文やテクニカル文書が多いという方は、今回紹介した Trinka をフル機能で使うのがおすすめです。ワードのアドインは使えませんが、無料でも英文校正のフル機能が使えます。
ビジネスでの使用や普段のメール・チャットなどの日常使用が多い方は、汎用性の高い Grammarly がおすすめです。会員登録は必要ですが、文法チェックだけであれば無料で使えます。
おわりに
「文法をチェックしたい！」と思った時にパッと使えるオンライン英文チェッカーをご紹介しました。
オンラインの辞書や翻訳のように、サイトに行けばすぐに使えて便利です。一人で悩んで悶々としていても解決しませんので、文法が不安な時はパッと行ってパッとチェックしてしまいましょう。
英文ライティングの頻度が高い人は専用のツールを導入した方が圧倒的に利便性が高いですが、英語の使用頻度が低い方にはサイト上でのチェッカーの方が手軽ですし、これでも十分使えます。
コメントが英語であること、採否は自分で判断しないといけないことはネックですが、英文が短ければコメント量も少ないと思いますので、コメントチェックの手間はそんなに大きくないはずです。
無料の英文チェッカーをお探しの方は、ぜひ一度使ってみてください。^^
